平岸ペットクリニック岩見沢院 ドクター日記


平岸ペットクリニック岩見沢院のドクター日記です。


災害時には

地震や災害時には動物が逃げることもあるのでは

随分あいだがあいて申し訳ありません

先日早朝のオリンピックの中継をみていると「緊急地震速報」が流れました。沖縄で震度5弱の地震があった日です。その数日後にはチリで大地震。このような地震で思い出すのはあの阪神淡路大震災。そのときは京都で震度5弱の揺れを経験しました。早朝にとても長くゆれが続き、身動きも全くできなく一体何が起こったかしばらくわかりませんでした。あのとき速報システムがあればすこしでも心の準備ができたかもしれません。。。

当時は倒れたブロックで怪我をした犬、余震が続き食餌をとらなくなった犬、押入れからでてこなくなった猫また長いものでは1ヶ月ほど様子がおかしくなった動物もいました。中には家から飛び出して行方がわからない犬も数頭いました。
このように動物がパニックになるのは地震だけではありません。たとえば意外と多いのが花火の音。数年前は岩見沢から江別まで逃げた犬がいましたが、幸い特徴のある犬なのですぐ飼主がみつかりもとの家にもどりました。

そのような時には首輪が切れてしまい全く身元がわからないケースも多いので、やはりいざというとき身元が確実に分かるのはマイクロチップしかないかもしれませんね。

[ 更新:2010-03-08 ]

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