平岸ペットクリニック岩見沢院のドクター日記です。
いまからでもフィラリアのお薬を与えましょう
4月から6月まで狂犬病実施月間で病院は混んでいましたが、やっと一息つけるようになりました。
「フィラリアの予防はまだ間に合いますか?」と言う質問されることがあります。
フィラリアと言う病気は蚊によって媒介される寄生虫で最終的にフィラリアの成虫は犬の心臓や肺動脈に寄生し、慢性の心臓疾患を起こす病気です。
予防薬は実際には感染したフィラリアの幼虫を駆除する駆虫薬ですので、蚊にさされて1ヶ月後から蚊が見られなくなって1ヶ月後まで飲ませれば感染から守れます。一般には10月位が最後の投与になりますので、いまからでも飲ませていない方ははじめてください。
またこの薬にはフィラリアのほかにお腹の寄生虫も駆除する効果があるものもあります。
[ 更新:2008-07-11 ]